エアコンを付けてもなかなか部屋が暖まらないときってないですか?
それって、ほとんどが「霜取り運転」が原因なんです!
エアコンのスイッチを入れて暖房運転を開始するとき、外気の熱を部屋の中に送り込むため室外機で”熱交換”と呼ばれる作業を開始します。
このとき、室外機に”霜(しも)”が大量に付着していると、熱交換の効率が悪くなって部屋を暖めることができません。
そこで最初に、エアコンは室外機に付いた霜を熱で溶かす作業(たいていは10分以上)を先に行い、その後、暖房運転を開始します。
これが霜取り運転です。
通常のほとんどのエアコンは、このような動作を行うように予めプログラムされているのです。
当たり前ですが、霜取り運転を行っている間は、部屋を暖める空気はエアコンから流れてきません。
パナソニック「UXシリーズ」の詳しいスペック
下記パナソニックのホームページにて、UXシリーズの「特徴」や「寒冷地でも暖房が止まらない理由」等についてものすごーく分かり易く解説されています。
興味のある方は、下記リンクからパナソニックの「UXシリーズ」について更に詳しい情報を得られます!
Panasonic:ホームページ
パナソニック UXシリーズ 寒冷地エアコン
余談 :「凍結したマグカップ」と「熱い紅茶」
話が長過ぎて疲れてしまいましたか?
では、ここでちょっとだけ脱線しましょう!
長時間冷蔵庫の中に入れておいた、キンキンに冷えたマグカップを想像してください。
このマグカップに熱い紅茶を注ぐとどうでしょうか?おそらく、紅茶はぬるくなるでしょう。
このように、いくら熱々の紅茶を注いだところで、「冷たいマグカップ」が紅茶から”熱を奪う”のです。だから、紅茶そのものは温度が落ちて冷めてしまうわけです。
つまり、あったかい紅茶を飲みたければ、”冷えたマグカップを暖める”ことを先にやらないといけないのです。
エアコンの暖房運転もコレとおなじです。
室外機が凍り付いている状態では、熱交換器も上手く働かないので部屋を暖めることができないのです。
「”霜取り”が原因でエアコン暖房が機能しないのであれば、最初から”霜取りをしなくて済む構造”にすれば良いのでは?」
このコンセプトを体現したのが、パナソニックの最新の暖房対策「UXシリーズ」といえるでしょう。
↑ ↑ コレ、別に室外機自体が燃えてるわけではありませんので(笑)
このように、パナソニックの「UXシリーズ」は、室外機の内部熱を常に一定のレベルに保つための仕組み「ENECHARGE(エネチャージ)」を機器の内部に搭載しているんです!
これが普通のエアコンと違うところです。
だから、たとえ外の気温が氷点下(-25℃)まで下がったとしても、エネチャージによって部屋に暖かい温風を吹き込むことが可能なんです!(※「パナソニック カタログ 2017/春」に基づく)
確かに、これならたとえ氷点下の寒冷地域であっても、室外機に霜が降りにくくなるので、暖房運転でスムーズに部屋を暖めていくことができますよね!
まとめ
あえて付け加えるなら、「UXシリーズ」は東北や北海道などの寒冷地以外のエリアでも普通に利用できるエアコンといえます。
この「UXシリーズ」は、別に”寒冷地以外の場所で設置してはいけない”というエアコンではありません(笑)。
寒冷地以外でも通用するパワフルな暖房エアコンです。
2017年1月より、関東以南のエリアであっても寒波の影響で「エアコン暖房が効かない」という方が非常に増えてきています。
このような気候変化からもたらされる機器の不具合を緩和させるエアコンがパナソニックの最新エアコン「UX」です。
弊社の工事対応エリアは、東京都内と神奈川・埼玉・千葉を含む関東圏内。また、群馬・茨木・栃木・静岡などの郊外エリアも工事致します!
ビル用マルチエアコン、業務用エアコン、GHP(ガスヒートポンプ)の交換工事や空調の更新・新規設置については、福島県など遠方への出張工事も行った実績があります!
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