エアコンを何年もつかっていれば、そのうちに「カタカタ」「きゅるきゅる」などの異音が発生する場合が稀にあります。
このような異音は、やはり何かが原因となって起きている症状と考えられますので、原因究明と適切な対処が必要です。
この記事はこんな方にオススメです:
エアコンの機器内部には「フィルター」が入っています。運転時間・利用期間が長ければ長いほど、フィルターに ホコリやゴミがどうしても詰まっていくものです。
このフィルターがあまりにもゴミやホコリで詰まりすぎている場合、 エアコンが空気を吸った際に異音がでてしまう場合があります。
ホコリやチリ、ゴミだけではなく、羽虫などのちいさい虫がエアコンの内部に入り込んでフィルタが詰まることもあります。 ですので、ちいさな虫やその死骸でフィルターの空気の「通り」が悪くなり、結果として「スー」「ブーン」などの異音が発生するケースもあります。
あまりにもゴミ・異物が詰まり過ぎている場合は、機器が「かたかた」「きゅるきゅる」と振動する場合もあるようです。
このような場合は、エアコンのフィルターをお掃除して詰まったホコリやゴミ・虫を取り除いで解決しましょう。
エアコンの室内機と室外機の内部には、「熱交換機」と呼ばれる部品 があります。 冷房や暖房の運転は、ガスを圧縮する「コンプレッサ」と呼ばれる機器から 熱交換器に向けてガスを送り出したり、逆に吸い込んだりします。
暖房運転のときは、コンプレッサで圧縮された高圧高温のガスが熱交換器に送られ 熱交換器で暖められた空気が「暖房風」として部屋に送風されます。 (冷房運転のときは逆の動作をします)
エアコンの内部から聞こえる「ミシミシ」の音は、コンプレッサから送られるガスによって 暖められたり冷やされたりすることで、熱交換器が膨張・収縮を繰り返して発生する「音」なのです。
つまり、「ミシ!」の異音は熱交換器が正常に機能している(エアコンが機能している)証拠といえますので、これは 「エアコンが故障」しているわけではありません。
室外機のファンの中に虫やゴミ、枯れ葉等が入り込んで詰まっていると室外機から異音が発生する場合があります。
また、室外機の前に物を置くなど、空気の通り道を塞ぐことで異音・故障の原因となることもあります。 異音がする場合は、一度エアコンを停止して室外機の状態をこまかく調べましょう
エアコンからお水が沸いてくるような「ぽこぽこ」音がする場合は、ドレーンホースに空気が入り込んでいる可能性があります。 対処方法の一つとして、「エアカットバルブ」とよばれるパーツをドレンホースに取付ける等があります。
気密性の高い室内で屋外と屋内の気圧差が発生しやすいような場所では、ドレンホースから空気が入り込んでしまうことが稀に起きます。
これが「コポコポ」異音の正体です。
エアカットバルブは、この「コポコポ音」対策の部品なのです。
エアカットバルブの設置は、専門の業者に一度相談しましょう。
エアコンの効きが悪い、といっても原因はさまざまです。
冷媒配管からのガス漏れ、機器自体の劣化、熱交換器の故障や劣化、フィルターの目詰まり等、 エアコンの効きが悪くなる原因はさまざまです。
以前、弊社で「エアコンの効きが悪いので、ワンランク上の機種に交換してエアコンの馬力・能力を グレードアップさせたら解決するのでしょうか?」というご相談を受けたこともあります。
ですが、必ずしも能力の高い機器に交換したからといって「効き」が改善するとは限らない場合もあります
このように、エアコンの故障・トラブルとその原因には様々なものがあります。奥が深いですね。 以下に関連記事をご紹介します
関連記事のご紹介経年劣化等の故障が原因でエアコンが正常に動かない場合は、新しく交換するのがベストです。
確かに「修理」という選択肢もありますが、はっきり言って修理は高いです。
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