エアコンの「効き具合が悪くなる」原因は何でしょうか?効き(冷え&暖め)が悪くなった場合は「何を確認すればいいのか」等についても考えていきます。
この記事はこんな方にオススメです:
エアコンには空気の「吸いだし口」と「吐き出し口」が付いています。暑くて湿気も高いむしむしした日は冷房運転を長時間かけ続けますよね。当然、エアコンが空気を大量に長時間吸い続けることになります。そうなると、エアコンのフィルターに空気中のホコリやゴミ等の汚れが付着し蓄積していきます。その結果、エアコンの効きが悪くなるのです。
実は、エアコンのフィルターがゴミやほこりで詰まり過ぎると、通常よりも過電流がエアコンに流れやすくなります。そうなると、エアコンで発生する電気代も上がり易くなるので、「フィルターお掃除の放置」は省エネ的にも良くないと言えます。
冷房運転で早く部屋の温度を下げたいのになかなか涼しくならない、なんて経験ありませんか?「『冷房』ボタンを押したハズなのに、実際はリモコン操作を間違えて『暖房運転』を押してました」なんて初歩ミスは脇に置いておくとして、何故冷房運転なのに生暖かい空気が吐き出されるのか考えてみましょう。
これも実は「フィルタの目詰まり」が一つの原因です。「またフィルター詰まりか!」と思われるかもしれませんが、実際にフィルターの送風口がホコリやチリで詰まっている場合もこのような症状が起きる事があります。フィルター掃除などの定期的なメンテナンスはやはり重要ですね。
例えば、壁掛け形のエアコンであれば、前面のカバーを「カパッ」と解放すると目の前にフィルターがすぐ現れます。市販の除菌用ペーパー等でホコリを軽くぬぐい取るだけでも「フィルター詰まり」対策になります。
天井エアコンの場合はどうでしょうか?「天井埋め込み型のエアコン」のお掃除は、実は個人でやるのは結構キツイ作業です。キツイ、というよりも、カバーを外したり戻したりするだけでも一苦労になります。なので、掃除となるとこれはもう業者を呼んだ方が無難でしょう。確かに、巷では、「天井エアコンの掃除でも個人でやれる!そっちがお得だから」と言う人もいますが、ですがモノがモノだけにエアコンの専門業者にクリーニングの依頼をしたほうが無難でしょう。
冷房や暖房の運転を開始したが暫くした後にエアコンが停止してしまう場合は何が原因なのでしょう。
実は、室外機の前に不要なものを設置したりゴミが詰まっている場合は、放熱環境が悪くなります。このような環境下では、冷房運転のハズなのに「送風」状態で生暖かい空気をエアコンが吐き続けたり、場合によっては機器が停止してしまうこともあります。
【まとめ】