「6畳用のエアコンを一度撤去し、新築の8畳部屋に取り付けたいのですが…」
「8畳用のエアコンを10畳の和室に設置しても大丈夫?能力不足にならない?」
「電気代や暖房・冷房の能力は6畳と8畳でどの程度違いますか??」
こんなことを一度でも考えたことはありませんか?
確かに、現在利用しているエアコンを廃棄して新しく買い直すのはお金も掛かりますし、
できることなら今使っているエアコンを引っ越し先や新築の新しい部屋に取付けて
そのまま使ったほうが費用も節約できますよね。
現に
「使っていたエアコンを今よりも広い部屋でそのまま設置して利用することはできないか?」
「新築の物件や引っ越し先のお部屋に今使っているエアコンをそのまま移設して利用したい」
と考えている方はとても多いです。
エアコンの設置・取付けで費用を掛けたくないという方が多いですから、
これは確かに合理的な考え方といえます。
ですが、本当に
6畳用のエアコンをそれ以上の畳数の部屋にそのまま取付けて利用しても
大丈夫なのでしょうか?
冷房や暖房の空調能力の性能を超える広さ(畳数)のお部屋にエアコンを取付けて利用した場合、
エアコンの「効き具合」はどのように変化(メリット・デメリット)するのでしょうか。
■ 部屋の「方角、位置」「湿度・外気温」により必要な空調能力が変化する?
お部屋の温度調整・維持に必要な(エアコンに求められる)能力は、
窓の位置(南向きか北向きか)や室内の湿度、更に外気温など
様々な立地条件によって微妙に変わってくる場合があるので注意が必要です。
例えば、同じ間取り・広さの物件が2つ存在したとします。
一つは夏の強い日差しがし込む南向きの部屋です。
もう一つは北向きで涼しい部屋だとしましょう。
夏の場合、北向きの物件よりも「南向き」の物件の方が一定の室内温度を維持するために
より高い冷房能力が求められることになります。
ですので、同じ間取りの部屋同士であっても
部屋の向きや位置によって微妙に消費電力量が変わります。
電気代も当然違います。
■ お部屋の広さによって求められるエアコンの能力は違う
立地条件だけではなく、お部屋の広さも重要なポイントになります。
「6畳向けのエアコンを10畳や8畳等の広いお部屋に設置する」というように、
機器の本来の能力を超える広さに無理やりエアコンを取付けた場合についても、
消費電力が上昇することが知られています。
一般に、お部屋が広ければ広いほどより大きな能力のエアコンが必要になります。
ですので、8畳や10畳の部屋に6畳用エアコンを付けた場合、
エアコンは常時フル回転で機器を運転させます。だから電気代も多く掛かるのです。
機器の能力を超える広さにエアコンを設置した場合、
「エアコンの効き」がどうなるかについては以下のサイトも参考にしてみるといいでしょう。
・参考サイト:
知恵袋 6畳和室に8畳用エアコン
教えてGoo 8畳用のエアコンを14畳の部屋では使えませんか?
「6畳のエアコンを8畳の部屋や10畳の部屋に取り付けても大丈夫でしょう?」
という気持ちはよく分かります。
ですが、エアコンの能力不足を補うために機器を過剰に稼動させた場合、
機器の寿命が短くなるばかりか、余計に無駄な電気代が発生します。
ですので、結論としては、
「8畳のお部屋には8畳用のエアコンを取付けた方が良い」が答えになるといえます。
6畳の部屋には6畳用、10畳部屋には10畳用の機器を取りけるのが理想的ということですね。
新築や引っ越し先に取り付ける新しいエアコンは、
やはり「エアコン専門館」のプロに任せたほうが安心して長く快適にエアコンをご利用いただけます。
エアコンの格安販売と取付け工事については
弊社までお気軽にお問い合わせ下さい。お問い合わせ・お見積りは無料です!
6畳には6畳用を、8畳部屋には8畳用のエアコンを設置することが理想である点は確認しました。
では、6畳用や8畳用のエアコンを選んで購入する際に
カタログのどの部分を確認して能力や消費電力・電気代をチェックすればいいのでしょうか。
これについては、以下のページにて詳しくご案内しています。
6畳のエアコンと8畳のエアコンの消費電力と電気代は
どのように変わってくるか詳しくご紹介しましょう。