マルチエアコンの室外機は、○室用と設置する部屋数ごとに種類が分かれます。
○室用とは、その室外機で何台の室内機を動かせるかという性能のことなので、室内機を3台動かしたい場合は3室用を選択します。(室数が少ないほど価格を安く抑えられます)
※メーカーにより対応可能な室数が異なります。
エアコンの能力は6畳用や14畳用といった畳数でよくあらわされます。
この畳数はとてもイメージが湧きやすく便利ですが、マルチエアコンを選ぶ場合には「○○kw」といった正確な能力で計算します。
室内機の能力の合計が室外機の能力を超えると、動かなくなってしまうためここで調整をします。
室外機の能力が大きいものに変更するか、室内機の能力を小さくするかご予算と照らして調整してください。
設置する部屋数分、各お部屋の用途・既存のエアコンをもとに室内機の種類を決めていきます。
「リビングは天井埋込型、和室は壁埋め込み型にしよう!」など、組み合わせは自由です。
※室内機と室外機は信号のやり取りを行いますので、「他のメーカーのものと組み合わせよう」といったことや、同じメーカーでも「室内機はそのままで室外機だけ他のモデルにしよう」などといったことはできません。