記念館・公的施設の業務用エアコン
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記念館の算出基準負荷冷房は「105 ~ 290 W/㎡」以上です。
記念館は飲食店や商店・美容院などと違い、熱源がほとんど存在しないためオフィス・店舗系の負荷冷房と同じ水準です。ただ、記念館と一口にいっても建物の大きさや広さはまちまちですので、広い建物は高い能力のエアコンが必要になります。というわけで、店舗・オフィスと同様に算出基準負荷冷房の振れ幅は大きくなります。
「算出基準負荷冷房」について
当ホームページに掲載の「算出基準負荷冷房」は、
「ダイキンエアコン(空調) 容量(馬力)から選ぶ」の記載に基づいています。
算出基準負荷冷房は、簡単にいいますとエアコンの冷房運転でお部屋の空気を冷やす際にお部屋から排出する熱量を指します。
例えば、夏は他の季節よりも太陽光による地熱の上昇率が高いです。ですので、「5月~9月」の間は他の季節に比べて「算出基準負荷冷房」が高くなる傾向があります。
また、火や熱湯を多用する「ラーメン屋」、ドライヤー機器・お湯などを用いる「美容院」、パソコンや電子機器が密集しているサーバールームなど、高い熱源がたくさん存在する環境においても「算出基準負荷冷房」は上昇する傾向にあります。
一般に、「算出基準負荷冷房」が高い環境であればあるほど、それに見合う馬力・能力のエアコンが必要になります。
記念館の種類によっては高さのある建物もあります。当たり前ですが、建物の高さが高いほど屋内の容積は大きくなります。屋内容積が大きくなればそれに応じて負荷冷房の値も上がりますので、より高い馬力のエアコンが必要になります。
記念館では外観を損ねる等の理由で、「床置形」のエアコンが設置される傾向にありますが、天井埋込形や天吊形エアコンが設置されることもあります。