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6畳・8畳のエアコンの違い(能力・電気代)について

「6畳」と「8畳」のエアコンの空調能力・消費電力・電気代の違い

「6畳用」と「8畳用」のエアコンの「電気代」「空調能力」の違いについて確認してみましょう。

ダイキン製の住宅設備タイプ「S22STES」「S25STES」のカタログから
実際の能力や消費電力の違いの見分け方をチェックしてみましょう

エアコンの(冷房・暖房)の能力の違い。6畳と8畳でどう変わる?

エアコンの能力の表記から6畳と8畳のエアコンの性能・馬力等がどのように変わるか調べてみました。


■ 壁掛形 6畳の能力 (ダイキン製 S22STES)


引用資料: Eシリーズ・ダイキン壁掛け6畳「S22STES」

この数値はエアコンの「冷房時」と「暖房時」の「標準的な出力値」です。
ダイキン壁掛け形6畳(Eシリーズ)は、「暖房時:2.2kW」「冷房時:2.2kW」です。

この数値が大きければ大きい程、夏は冷房が、冬は暖房の空調能力が高いといえます。

能力値の下段に表記されている値(暖房:0.7~3.9)は温度調整可能な範囲を指します。
数値の幅が大きければ大きいほど細かく温度の設定・調整を細かく行えます。

同じタイプの8畳のダイキンエアコンの能力はどうなっているでしょうか。


■ 壁掛形 8畳の能力 (ダイキン製 S25STES)

引用資料: Eシリーズ・ダイキン壁掛け8畳「S25STES」

8畳の場合は、「暖房 2.8kW」「冷房 2.5kW」が「標準的な能力」(定格出力)になります。

「6畳タイプ」との比較では、暖房で「0.5kW」、冷房で「0.3kW」の能力の差があることが分かります。
当然ですが、コントロール可能な温度の範囲は6畳タイプよりも8畳タイプの方が大きくなります。


エアコンの消費電力(W)と電気代はどのくらい違うか?

■ 6畳のエアコンの消費電力(W)について

引用資料: Eシリーズ・ダイキン壁掛け6畳「S22STES」

ダイキン6畳壁掛け形の「消費電力(W)」を見ますと、
冷房で「560ワット」、暖房で「470ワット」と記載されていますね。
単位は「消費電力」なので「W(ワット)」です。

暖房として利用した場合は6畳のエアコンは標準出力時で「470ワット」の電力が発生する、ということです。



■ 8畳のエアコンの消費電力(W)について

引用資料: Eシリーズ・ダイキン壁掛け8畳「S25STES」

■ 年間電気料金の比較(6畳と8畳)

電気料金は年々高くなっています。
エアコンを利用した場合の「電気料金の目安」についてもやはり確認しておきたいですよね。

「1kWh」あたりの電気代については、
「公益法人 全国家庭電気製品公正取引協議会」が掲載した資料に基づき、
「27円(/kWh)」(※)として計算することにしましょう。

※ 「公益法人 全国家庭電気製品公正取引協議会 電気料金目安(税込)」より


東京電力から送られてくる実際の請求書に記載されている電気代は、
基本的に以下のような式で算出されます。
これに基づいて6畳、8畳の電気代を確認してみましょう。


エアコンの電気代の計算式

「1年間のエアコンの電気代」=「消費電力量(kWh)」 x 「27円」


電気料金は、実際に家庭の機器で利用した「電力の量の合計」に
電気の単価(1時間当たりの電気料金(27円))を掛け算して算出しますのでこのような式になります。

6畳のダイキン壁掛け形エアコン(S22STES)はカタログでは
「消費電力量期間合計(年間)」が「717kWh」と記載されています。

ですので、6畳壁掛け形エアコンの電気代は以下のように計算できます。


ダイキン 6畳壁掛け形 S22STESの電気代目安

「717kWh」 x 「27円」= 19,359円
※ (消費電力量期間合計)x(1kWh毎の電気代)=(年間の電気料金)


というわけで、ダイキン製「S22STES」の電気代の目安は、
717kWhの消費電力で「約19,300円」ということが分かります。

この計算方法で同じようにダイキン壁掛け形8畳用の電気代を計算すると、
「約22,410円」(=830kwh x 27円)になります。

6畳と8畳の電気代をもう一度並べてみてみましょう。


ダイキン 「S22STES(6畳)」「S25STES(8畳)」の電気代の違い

6畳:「717kWh」 x 「27円」= 19,359円

8畳:「830kWh」 x 「27円」= 22,410円


6畳と8畳のエアコン(※)では、
1年間あたり約「3,051円」の電気代の違いがあることがわかりました。
※ ダイキン製 「S22STES」「S25STES」。


■ まとめ

畳数の違うエアコンを使っただけでこれだけ電気料金が変わります。
(※お部屋の立地条件によっても消費電力(電気代)が変わります。)

また、『8畳の部屋に6畳用エアコンを設置』する等、
エアコン本来の能力を超える広さ(畳数)のお部屋に空調器を無理やり取り付けた場合は、
常に「機器を全力で稼動させている」ような運転の状態に陥り易いため、
この場合も通常よりも消費電力が大きくなります

能力の低い空調機を無理やり広い部屋で利用した場合の消費電力と能力の変化については
以下のページでもご案内しています。参考にしてください。

参考ページ:⇒ 「エアコン6畳を8畳の部屋に取付けて大丈夫?」

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